初めてのバイトの面接って緊張しますよね。
アットホームなお店や、知り合いの紹介のバイトでしたら、もう少しマシなんですが
企業さんや事務所でのバイトになると何をどーすれば良いか悩みまんでしまいます。
今回はバイトの面接におけるあいさつ~マナーなどを徹底解説します!
覚えておいて損はありませんので、これを機に面接対策しちゃいましょう!
目次
バイトの面接では何を見られているか?
面接開始予定時間の5分前には到着
面接予定時間に遅刻するのは論外ですが、早すぎる到着も企業側にはご迷惑になる場合
もありますので、5分~10分前位に到着する様に心掛けましょう。
受付での対応
受付で直接面接官に会うことはありません。
企業によりますが、大きく以下の二通りの方法があります。
有人受付
エントランスに受付担当者がいて、面接官に取り次いで下さいます。
以下は、受付担当者に取り次ぎを依頼する一例です。
「〇〇と申します。本日、〇時に、〇〇部の〇〇様と面接のお約束を頂いております。」
この後、受付担当者は、「お掛けになられまして少々お待ちください。」等、あなたにご案内をして下さいますのでご案内に従って下さい。その後、面接官と連絡をとって下さり、あなたに対して「〇〇様、お待たせ致しました。こちらのエレベーターで〇階までお願い致します」等、あなたに次のご案内をして下さいますので、ご案内内容に従って移動して下さい。
無人受付
エントランスには誰もいない状態で、受付用の電話機が一台置いてある場合です。
実際には、このパターンが非常に多いです。
電話機が置いてあることに気付かない人、そのままエントランスで待ち続けて面接予定時間に遅刻してしまう人、エントランスから勝手にオフィスの中に入って行ってしまう人、誰もいないので帰ってしまう人等、様々な人がいます。
無人受付の場合は、自身でこの電話機を使用して内線電話をして下さい。企業によりますが、「受付〇番を押して下さい」と印字されたご案内が電話機の周りに置いてある場合、電話機の横に部署名と部署毎の内線番号、あるいはそれらに加えて担当者名まで印字されている内線リストが置いてある場合等、様々です。
該当する内線番号へ電話をして下さい。以下はその一例です。
「〇〇と申します。本日、〇時に、〇〇部の〇〇様と面接のお約束を頂いております。」
その後、電話対応をして下さった担当者が「ただいま参りますので、少々お待ちください。」と待つようにご案内をして下さり、お迎えに来て下さいます。
面接開始までの待ち時間
企業によりますが、会議室に通されて、面接官の入室を会議室内で待つパターンが多いです。
担当者から「どうぞお掛け下さい」と言われない限り、勝手に椅子に座らない様に気を付けま
しょう。
椅子に座る場合は、「下座」(入口から一番近い椅子)を選ぶのが正しいのですが、担当者から着席する椅子を指示された場合は、必ず指示通りに着席して下さい。
面接官が入室されたら、必ず起立して下さい。
あなたが着席したままでは、失礼になります。
面接官が「どうぞお掛け下さい」と、ご指示下さいましたら、着席して下さい。
係りの方がお茶をお持ち下さる場合があります。その際には、その方に一言「ありがとうござ
います」とお伝え下さい。
面接時に気を付ける身だしなみチェック
清潔さが大切
仕事の内容に関わらず、清潔さはとても大切です。
服装はシワや汚れ、破れがないか、前日までにチェックしましょう。
髪の色は一般的には黒色、もしくは明るすぎない茶色であれば許容範囲とされます。
アパレル・美容系の仕事の場合は、明るい髪色は、見た目の華やかさが選考の判断材料になることもありますが、金髪や派手な髪色は社会常識的に不適切です。
前日には入浴を済ませて、当日の寝ぐせはしっかり整えましょう。
靴にも汚れや破れがないか、前日までにチェックしましょう。
ブランド物はやめよう
高級ブランド品を身に着けるのは望ましくありません。
水商売の面接であれば良いですが、一般的な面接では、派手で浪費家の印象を持たれてしまうので、避けた方が無難です。
濃いメイクは要注意
自身をより良く見せるためにメイクは大切ですが、濃いメイクは、面接に適していないと判断
され、逆効果になる場合もあります。
好感度や清潔感があり健康的に魅せるナチュラルメイクが望ましいでしょう。
「メイクは社会人の身だしなみ」と考える企業もたくさんあります。
まつ毛エクステ、カラーコンタクトやネイルアートは控えましょう。
その他
まれに、靴を脱いでスリッパに履き替える様に指示される企業がありますので、靴下に穴が空
いていないか、汚れていないかを、前日までに確認しておきましょう。
バイト面接のあいさつテクニック5つ
お辞儀をする
お辞儀は、相手に対する感謝や尊敬の念をあらわします。
面接の際の会議室への入退出の際は、会釈(15°)、
面接官の前でのご挨拶の際は中礼(30°)、
面接終了時に面接官にお礼の気持ちで行うお辞儀は、深く丁寧な重礼(45°)
が望ましいでしょう。
笑顔は好印象の肝!
面接中の話の内容により、笑顔と真顔の両方を使い分けるのが望ましいでしょう。
最初の挨拶は、元気よく、口角を上げて、明るい笑顔で挨拶しましょう。
面接中、真剣な話し合いの際には、真顔で、真剣な表情で、自信と熱意を持って伝えましょう。
大きな声でハキハキ話す
面接とは、誰しも緊張する場です。無理に笑顔を作ろうとして、顔が引きつったり、どもったり、悩む方が多いかと思います。
面接官も候補者が緊張していることを良く分かっていますので、実
際には、顔が引きつったり、どもることを、それほど深く気にする必要はありません。
どうしても緊張して大きな声でハキハキと話せないと悩むのなら、面接を待つ間に、数回、深呼吸をしましょう。
腹式呼吸で、鼻からゆっくりと肺の奥深くまで空気を吸って、吸った空気を口から全部吐く。
これを数回チャレンジしてみて下さい。緊張すると、自分で気付かない内に、胸式呼吸に
なっている場合が多いです。
胸式呼吸になると、肩や首回りに力が入るので、声がうわずったり、震えたりすることもあります。お腹の底から声を出してハキハキと話すことを心掛けましょう。
面接官の目を見る
「面接官の目を見て話をしましょう」と言われても、家族や友人ではないので、目を見て話す
のはとても緊張することでしょう。
だからと言って、面接官から目線を外してしまうと、「自
信がないのか」あるいは「入社する気がないのか」とマイナスの印象を持たれてしまう可能性
もあります。面接官の目ではなく、鼻や口元等に視線をずらせば、面接官には不自然な印象を
与えずに済むでしょう。
バイトの面接でやってはダメなこと
遅刻、清潔感、身だしなみ、濃いメイク等、上記の通りですが、最もやってはダメなことは、
途中で諦めることです。答えられない質問をされたら「申し訳ありませんが勉強不足で分かり
ませんので調べます」とか、「ご教示頂きたくお願いします」等、最後まで諦めずに熱意と誠
実さを面接官にアピールしましょう。
まとめ
面接官に会う前であっても、企業のエントランスに入った時から、言葉遣い、立ち振る舞い、言動等、あなたの全てを企業側は見ていますし、電話の受け答え方を全て聞いてチェックしています。
これら全てがあなたの評価につながります。落ち着いて、深呼吸をして、自信を持って臨んで下さい。
予測不可能な状況が発生する場合もあります。筆者の経験では、面接中に足元が急に暖かくなったのを不思議に思い目線を下げると、犬が筆者の足の上に座っていて驚いたことがあります。
社長の飼い犬をたまたまオフィスに連れてきていたそうです。
社長の笑いと共になごやかな面接に切り替わりましたので、結果的には良かったのですが、予測不可能な状況が突然発生することは本当にありますので、何が発生しようと、落ち着いて、深呼吸をして、その場でのベストな方法を考えて、自身の人生を切り開いて頂きたいと願っています。